用語集
まず選手にわかる言葉で、次にコーチの使い方で用語を解説します。
アクション 41
UCLAカット
UCLAカットは1-4ハイの定番エントリー。ウィングへパスし、ハイポストのバックスクリーンを使ってブロックへカットする。それが開くものと守り方。
アイバーソンカット
アイバーソンカットは、ガードを2枚のエルボースクリーンを越えてウィングからウィングへ走らせ、動きながらキャッチさせる。エースをフェイスガードするディフェンスへの定番の答え。
アウトレットパス
ディフェンスリバウンドの後、コートのサイドにいるガードへ出す最初のパス。速攻の始まり。
アップ・アンド・アンダー
ポストムーブ。正対してシュートフェイクを見せ、ディフェンダーが跳んだら横を踏み越えて反対側でフィニッシュ。
ヴィア
ヴィアスクリーンは、ビッグマンが見せるだけで実際にはかけないボールスクリーン。彼はコーナーのシューターへのピンダウンへ向きを変え、2人のディフェンダーが1つのボールを守る。
エレベータースクリーン
2人のスクリーナーが離れて立ち、シューターがその間を駆け抜けると、後ろで隙間を閉じる。足のそろった3ポイントのための一発勝負の特別プレー。
ギブ・アンド・ゴー
パスを出してリングへカットする。バスケットボールで最も古いアクションで、ボールを見ているディフェンダーが最初に許すもの。
クロススクリーン
レーンを横切ってかけるスクリーンで、たいていはポストの選手をボールサイドでシールさせるため。かけ方と、ディフェンスの三つの対応。
ゴーストスクリーン
ゴーストスクリーンは偽のスクリーン。スクリーナーはボールへ走り、接触せずに3ポイントラインの外へポップする。スイッチするディフェンスに勝てる理由。
ジッパーカット
ガードがブロックかエルボーのスクリーンを使ってレーンのラインをまっすぐ上がり、ディナイに対してボールを受ける。数多くのセットの始まりになるエントリー。
ジャブステップ
トリプルスレットからピボットフットを残したままディフェンダーへ踏み出す短く速い一歩。ドライブやシュートの前に相手の反応を見ます。
ジャンプストップ
小さく跳んで両足で同時に止まり、ひざを曲げてボールを守る。若い選手が最初に必要とするフットワーク。
ジャンプフック
ペイントへ踏み込んだ後、ゴールに横向きで、体でボールとディフェンダーを隔てて打つ片手シュート。
ズーム
ピンダウンからそのままドリブルハンドオフへ。ボールが動く中で2枚のスクリーンが続くので、シューターはキャッチしたときにはもうゴールへ向かって攻めている。
スクリーン・ザ・スクリーナー
スクリーンをかけたばかりの選手が、今度は自分がスクリーンを受ける。スクリーナーの仕事が終わったように見えた瞬間にディフェンスが気を緩めるから効く。
スタッガースクリーン
スタッガースクリーンは、1人のカッターのために前後にかける2枚のスクリーン。読みは四つ、カール、ストレート、フェード、リジェクト。指導のポイント。
スプリットカット
スプリットカットは、ポストへのエントリーの後、ポストより上の2人が互いにスクリーンをかけてカットするアクション。スイッチすればポストが1対1になる。
スペイン・ピックアンドロール
ボールスクリーンに、ロールする選手のディフェンダーへのバックスクリーンを加え、バックスクリーンをかけた選手が3ポイントへポップする。ドロップで守るのが最も難しい単一のアクション。
スリップ
スクリーンが実際にかかる前にリングへ向かうこと。早めにスイッチしたり、ボールへ強く飛び出したりするディフェンスへの対抗策。
ダブルドラッグ
ダブルドラッグは、トランジションで続けてかける2枚のボールスクリーン。1人のビッグマンがポップし、もう1人がロールするので、1人のディフェンダーが両方を守ることになる。
ドラッグスクリーン
ディフェンスがマッチアップする前に、トランジションでかけるボールスクリーン。何もセットを走らせずにアドバンテージを得る一番速い方法。
ドリブルハンドオフ(DHO)
ボールハンドラーがチームメイトに向かってドリブルし、ボールを手渡しながらすれ違いざまにスクリーンをかける。ディフェンスがきれいにスイッチできないスクリーン。
ドロップステップ
ポストムーブ。片側のディフェンダーを感じ、反対の足をゴールへ引き、背中で押さえて両足でフィニッシュ。
バックスクリーン
ディフェンダーの背中側にかけるスクリーンで、カッターはリングへ向かう。普通の構えのディフェンダーに勝てる理由と、チームの守り方。
バックドアカット
ディナイされている選手が、ディフェンダーの後ろを通ってリングへカットする。パスコースを狙うディフェンスへの定番の罰。
パワーレイアップ
両足で踏み切るレイアップ。ゴール近くでジャンプストップし、あごの下でボールを守り、まっすぐ上へ跳んでボードに当てて力強く決める。
ハンマー
片側へのベースラインドライブと、反対側のコーナーへのウィークサイドのフレアスクリーンを組み合わせ、スキップパスで仕上げる。ヘルプのディフェンダーは両方の仕事をこなせない。
ピストル
コートの片側で2人のガードが行うアーリーオフェンスのシリーズ。ハンドオフかボールスクリーンに、後ろから走ってくるビッグマンが加わる。
ピックアンドポップ
スクリーナーがロールせずに3ポイントラインの外へ下がる。シュートを打てるビッグマンのための2人の連携で、ドロップで守るディフェンスへの答え。
ピックアンドロール
1人がボールハンドラーのディフェンダーにスクリーンをかけ、リングへロールする。あらゆるハーフコートオフェンスの土台となるアクションと、その守り方のすべて。
ピンダウン
低い位置にかけて、カッターをボールの方へ上がらせるスクリーン。バスケットボールで最もよく使われるオフボールスクリーンで、読みが最も多いもの。
フックシュート
ゴールに横向きで打つ片手シュート。ディフェンダーから遠い方の腕でボールを上へ、頭越しに運び、体でボールを守ります。
フレアスクリーン
カッターをボールへ向かわせるのではなく、ボールから遠ざけるスクリーン。最後はディフェンスの頭上を越えるスキップパスで仕上げる。
フレックスカット
クロススクリーンを使ってベースライン沿いにボールサイドのブロックへ向かうカット。フレックスのコンティニュイティの代名詞となる動きで、その走らせ方と止め方。
フローター
約1.5〜3メートルから放つ、高く柔らかい片手シュート。ゴールで待つブロッカーの上を越える。
フロッピー
フロッピーは、シューターがリングの下から始め、片側に1枚、反対側に2枚のスクリーンを置き、マークが守り間違えた側を選ぶセット。
ユーロステップ
2歩のフィニッシュ。1歩目はディフェンダーへ大きく、2歩目は横へ回り込み、彼から遠い手でレイアップ。
ラムスクリーン
ボールスクリーンの前にスクリーナーのディフェンダーへスクリーンをかけ、ビッグマンがフリーで到着できるようにする。何でもヘッジやスイッチするチームへの一番シンプルな答え。
リジェクト
ボールハンドラーがスクリーンを使わずに逆方向へドライブする。スクリーン側へ先回りするディフェンダーと、早く寄りすぎたICEへの対抗策。
リスクリーン
1枚目で何も生まれなかったとき、スクリーナーがもう一度、たいてい逆方向にかける。リカバリー途中のディフェンスを捕まえる。
リバースレイアップ
リングの下を通り、反対側で外側の手でフィニッシュするレイアップ。リングでボールを守る。
カバレッジ 22
ICE
サイドのボールスクリーンで、ガードがハイサイドへ飛んでスクリーンを使わせず、ボールをサイドライン沿いに、待っているビッグマンのほうへ押しやる。
アンダー
ボールについているディフェンダーがスクリーンの下をくぐり、反対側でドリブラーを迎える。シュートを打たないハンドラーへの守り方。
エックスアウト
エックスアウトは、2人のディフェンダーの経路が交差するウィークサイドのローテーション。ローマンがリングを守り、その上の選手が彼の空けたコーナーを受け持つ。
オーバー
ボールについているディフェンダーがスクリーンの上を抜け、ドリブラーに張り付いたままでいる。シュートを打てるハンドラーへの守り方。
ギャップ
ボールから1パスの位置で、マークから一歩離れてドライブのコースに入る。キャッチのディナイとペイントを守ることの折衷。
クローズアウト
3分の2を全力で走り、最後の3分の1は細かいステップで、手を高く。シューターへのクローズアウトとドライバーへのクローズアウトは別の仕事。
サッグ
サッグとは、ボールから1パスの位置でペイントの方へ下がること。キャッチを許す代わりにドライブを詰まらせ、クローズアウトで生きる。
スイッチ
スクリーンが起こった瞬間に、2人のディフェンダーがマークを交換する。一番シンプルな守り方で、狙うべきミスマッチを相手に与える守り方。
スタント
偽のヘルプ。ボールへ強く見せてドライバーをひるませ、自分のマークを本当に離れる前に戻る。
タグ・ザ・ローラー
ロールする選手へのタグとは、ヘルプのディフェンダーがロールするビッグマンに一瞬当たってから自分のマークへ戻ること。リングで得られるものと、その代償。
チェイス
オフボールで、ディフェンダーがカッターの腰に張り付き、スクリーンの上を追いかける。キャッチ・アンド・シュートを消し、カールを許す。
ディナイ
ディナイとは、ボールから1パスの位置にいる選手を、パスコースに手と足を入れて守ること。ディナイで得るものと、それを罰するバックドアカット。
トップロック
トップロックとは、ディフェンダーがマークより上、カッターとスクリーンの間に入り、スクリーンを一度も使わせないこと。シュートを消し、バックカットを許す。
ドロップ
ボールスクリーンに対してビッグマンはリング寄りに下がり、ガードはスクリーンの上を抜けて追いかける。チームが使う理由と攻め方。
ネイルヘルプ
ネイルヘルプとは、ボールから1パスの位置のディフェンダーがフリースローラインの真ん中、ネイルに立ち、中央へのドライブが最初にぶつかる相手になること。
ノーミドル
ボールをコートの真ん中から遠ざけること。多くの体育館ではベースラインへ追い込む意味だが、スタッフがどちらの意味で使っているかを確認しよう。
ハードヘッジ
スクリーナーのディフェンダーがスクリーンの上へ飛び出し、ボールを後ろへ押し戻してからリカバーする。トラップではない。その破り方。
パックライン
ボールにだけプレッシャーをかけ、ほかの4人はリングから約16フィートの見えないアークの内側に片足を置き続けるマンツーマンのシステム。
ブリッツ
ブリッツは、2人のディフェンダーがスクリーンの位置でボールハンドラーをトラップし、3人で4人を守るピックアンドロールの守り方。コーチの読み方。
ヘッジ
スクリーナーのディフェンダーが一瞬ボールへ出て、それから自分のマークへ戻る。チームがボールスクリーンにヘッジする理由と、その代償を払わせる方法。
ヘルプサイド
ボールから遠いディフェンダーたち。ボール・ユー・マン、スプリットライン、そして早く来るヘルプこそ戻れるヘルプである理由。
ローマン
ベースラインへのドライブとロールに対してリングを受け持つ、ウィークサイドの一番下のディフェンダー。その後ろはすべてエックスアウト。
ゾーン 7
1-2-2ゾーン
ボールに1人、エルボーに2人、ブロックに2人。ハイポストと両コーナーが弱いプレッシャー型のゾーン。
1-3-1ゾーン
トップに1人、真ん中に横に3人、ベースラインを走る1人。長い腕でパスコースをふさぐ一方、二つのコーナーを1人で守ることになる。
2-3ゾーン
上に2人、ベースラインに3人。2-3ゾーンの強いところ、穴のあるところ、そしてその穴を見つけるためのボールの動かし方。
3-2ゾーン
上に横3人、後ろの列に2人。3-2が消すもの、許すもの、そして多くのチームの3-2が実は1-2-2である理由。
トライアングル・アンド・ツー
3人が三角形のゾーンを組み、2人がチームの二大スコアラーに張り付く。チームがいつ使うかと、3人に5人を守らせる方法。
ボックスワン
4人がレーンの周りにボックスを作り、1人がエースをどこまでも追いかける。仕組みと、一番シンプルな崩し方。
マッチアップゾーン
エリアに入ってきた選手を捕まえ、次へ受け渡すゾーン。ゾーンのルール、マンツーマンのプレッシャー、そして受け渡しが残す継ぎ目。
セット 8
1-4ハイ
4人がフリースローラインの延長線上に並び、レーンは空。バックドアカット、UCLAカット、エルボーでのボールスクリーンのための並び。
1-4ロー
4人がベースラインに並び、コートの上を空ける。スローインとプレス攻略の定番の並びと、それが生むもの。
4アウト1イン
3ポイントラインの周りに4人、中に1人。ドライブのギャップ、スクリーナー、オフェンスリバウンダーを同時に残す折衷案。
5アウト
5アウトとは、5人全員が3ポイントラインの外から始め、ポストに誰もいない形。すべてのドライブを開き、パスをカットに変える理由。
スタック
選手が前後に一列に並び、どのディフェンダーもボールと自分のマークを同時に見られないようにする。ロブと逆を突く動きのために作られたスローインの並び。
チン
プリンストン系のコンティニュイティ。パサーへのバックスクリーンとウィークサイドのフレアを軸に、何かが空くまで繰り返す。
ホーンズ
トップにガード1人、エルボーにビッグマン2人、コーナーに2人。この並びがディフェンスを広げる理由と、そこから走らせられるもの。
ボックスセット
4人がレーンの周りにボックスを作る。あらゆるスクリーンの角度が使えるので、最もよく使われるスローインの並び。
コンセプト 18
ATO(アフタータイムアウト)
ATOはアフタータイムアウトの略。タイムアウト中に指示し、次のポゼッションで実行するセット。少ないパッケージが効く理由と作り方。
BLOB(ベースラインからのスローイン)
BLOBはベースライン・アウトオブバウンズの略で、自分たちのゴール下からのスローインのプレー。ボックス、スタック、ライン、1-4ローと、それぞれの使いどころ。
SLOB(サイドラインからのスローイン)
サイドラインからのスローインのプレー。BLOBよりスペースが狭く、ラインに沿って動けないので、最初のパスをセットに組み込んでおく必要がある。
アドバンテージ
ボールのある場所でディフェンスが1人足りない瞬間。それは本物で、短く、ドリブルを1回増やすごとに薄れていく。
コンティニュイティとクイックヒッター
コンティニュイティは何かが空くまで繰り返す。クイックヒッターは最後にシュートがある1回のポゼッション。チームに合わせた選び方。
ショートロール
スクリーナーがリングまでロールせずにコートの真ん中でキャッチし、ブリッツやハードヘッジに対して4対3をする。
スキップパス
スキップパスは、ヘルプを罰するために、次のディフェンダーの頭上を越えてコートを横切るパス。最も安全なパスになるときと、試合を落とすとき。
スペーシング
バスケットボールのスペーシングとは、5人の選手が互いにどれだけ離れて立つか。12〜15フィート、コーナーを埋め、ペイントを空ける。習慣として教える方法。
ダイナミック・ウォームアップ
動きながらのストレッチとドリルで、楽なものから速いものへ積み上げるウォームアップ。長い静的ストレッチは練習の後に。
ツー・フォー・ワン
ツー・フォー・ワンとは、クォーターの終盤に十分早くシュートを打ち、もう一度ボールを取り戻すこと。ショットクロックに合わせたタイミングの取り方。
トリプルスレット
キャッチ後にシュート、パス、ドライブのどれもできる構え。ゴールに正対し、ひざを曲げ、ボールは腰、目線は上。
ピボットフット
ボールを持った選手が回るときに床に残しておく足。間違ったタイミングで上げるとトラベリング。
プレスブレイク
プレスブレイクは、オールコートのプレッシャーに対してボールを運ぶ方法。どんなプレスにも勝てる五つの原則と、避けるべき二つのミス。
ポケットパス
ポケットパスは、ドロップするディフェンダーと追いかけるガードの間のギャップへ、ロールするビッグマンに通す短く速いパス。そのタイミングの取り方。
ボックスアウト
シュートが上がったら自分のマークを見つけ、先に当たり、ピボットして背中を相手の胸に付けて押さえ、それからボールを取りに行く。
レーンを埋める
トランジションで3人が3つのレーンを全力で走る。ボールは真ん中、ウィングはサイドライン沿いに広く、それからゴールへカット。
少人数ゲーム
片側5人未満の実戦ゲーム。たいてい1対1から4対4で、一つの技術へ向けるルールを付けることが多い。
神経筋トレーニング
ランニング、着地、バランス、カッティングの練習からなる構成されたウォームアップ。定期的に行うと若い選手の下肢のケガが減る。